マイクロソフトは23日(現地時間22日)、予定していたXbox Live Goldの値上げを撤回し、従来の価格に戻すと明らかにしました。
Xbox Live Goldの価格改定は同日に発表されていましたが、一部の地域で大幅な値上げになることから、ユーザーの間で反発の声が高まっていました。(日本は値上げの対象外でした)
当初予定していた価格は、1カ月分が10.99ドル、3カ月分が29.99ドル、そして6か月分が59.99ドルで、順に1ドル、5ドル、20ドルの値上げとなっていました。
批判を受けたマイクロソフトは改めて公式ブログを更新し、1カ月、3カ月および6か月のXbox Live Goldの価格をこれまで通りに据え置くとともに、新たに、基本プレイ無料(F2P)タイトルをメンバーシップなしでも遊べるようにすると発表しました。
FortniteやWarframeなど、様々なプラットフォームで展開しているF2Pタイトルに関しては、ソニーや任天堂のゲーム機が無料であるのに対し、XboxではGoldメンバーシップが必要な状態でした。
マイクロソフトは価格改訂が「間違っていた」と認めたうえで、「友達とつながり、遊ぶことを求めているプレイヤーの期待に応えるため、Xbox Live Goldの価格を変更しないことを決定した」と述べています。
またF2Pタイトルについては、「無料でプレイできるゲームの場合、Goldメンバーシップは必要ありません」と述べ、「今後数カ月以内に、できるだけ早くサービスを提供できるよう努力する」としています。
マイクロソフトはXbox Game Passのユーザー獲得に力を入れており、Goldメンバーシップのユーザーに対し、オンラインサービスを内包したGame Pass Ultimateへの移行を勧めています。
Source: Xbox Wire