フランスのゲームメディアJeuxvideoはマイクロソフトが今年のE3に次世代機をお披露目するという情報を入手したと報告しました。
E3に向けて各メーカーの動きが活発になってきているなか、マイクロソフトは早くから参加を表明しこれまでで最も大きなショーになることを宣言していました。
今年あるいは来年にはProject Scarlettとよばれる2つの新機種が発売されるという噂は過去にいくつも出てきていました。
Jeuxvideoからの詳細な報告はその噂を裏付けているかのようです。
Jeuxvideoによるとマイクロソフトは今年のE3でProject Scarlett計画を完全に明らかにすると報じています。
これには2台の次世代Xboxハードが含まれています。
かねてからの噂通りXbox Anaconda(アナコンダ)とよばれる高性能ハードとXbox Lockhart(ロックハート)とよばれるデジタル専用の廉価ハードの2つです。
Lockhartにはディスクドライブが搭載されておらず全てのゲームはネット経由で入手することになります。
これまでハードの仕様に関しては謎のままだったのですが今回のリーク情報はそこにも切り込んでいます。
報告によると、2つのハードには共通点と相違点がそれぞれあります。
まず共通点としては――
記憶装置には1TB NVMe SSDハードドライブを搭載。
次に異なる点としては――
Anacondaには、12テラフロップスのカスタムNAVI GPUと16GBのGDDR6メモリを搭載。
報告では今年のE3で両機種を発表し2020年末までに発売する予定だということです。
またローンチタイトルには去年のE3で少しだけ映像が紹介された後沈黙を保ったままの「Halo Infinite」が選ばれるだろうとしています。
ローンチタイトルが1つしかないということはないはずで、その点では昨年マイクロソフトが買収した開発会社(例えばNinja Theory)の作品も加わるのではないかと予想されています。
噂ではありますが、これまでハードの詳しい性能について言及したものはありませんでした。
テラフロップスの部分をみると現在の機種からかなりの大幅アップになっています。(PS4 Proが4.2テラフロップス、Xbox One Xが6テラフロップス)
発売までまだ日があるのでこれからさらに詳しい情報が出てくるものと思われますが、まずは6月のE3でのマイクロソフトの発表に期待したいところです。
Source:Jeuxvideo