Razerが環境保護の取り組み「Go Green With Razer」を発表 2030年までに100%カーボンニュートラルを目指す

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Ⓒ Razer

ゲーミングデバイスメーカーのRazerは、持続可能な未来に向けた取り組み「Go Green With Razer」を始めると発表しました。

気候変動や温暖化、自然環境の破壊、プラスチックによる海洋汚染など、地球が抱える問題に大きな関心が集まるなか、グローバル企業の多くが、持続可能な未来を達成するための努力を始めています。

環境への配慮が求められているのはゲーム業界も同じであり、最近ではパッケージの簡素化や、清掃イベントなどを行う企業も出てきています。

Go Green With Razerは、オフィスや製造過程で発生する二酸化炭素の削減や製品のリサイクル、さらには樹木の保護などを通し地球環境を守っていく、10年間のロードマップです。

 

 

世界各地にオフィスを構え商品を展開しているRazerは、2025年までに全ての電力を再生可能エネルギーにし、2030年までに全ての製品をリサイクル可能にすることで、100%カーボンニュートラルを目指します。

今回の取り組みについてRazerのCEOであるミン-リャン・タン氏は、「私たちが環境にどのような影響を与えるのかを認識することは非常に重要です。Razerは、環境および気候変動との戦いを継続するためのロードマップを作成し、世界をより良い場所にすることを決意しました」と述べています。

 

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Razerの製品は、今後全てがリサイクル可能な素材で作られるようになり、ユーザーは、使い古した製品を無料でRazerに送ることで環境保護に貢献できるようになります。

2022年までには、それぞれの製品のカーボンフットプリントが追跡可能となり、パッケージやインクには、環境にやさしい素材が使われるようになります。

 

Razerは今回の発表で、現在パートナーシップを組んでいる非営利環境団体Conservation Internationalと引き続き協力し、樹木の保全活動を行っていくことも明らかにしています。

このキャンペーンでは、Razerのマスコットキャラ「Sneki Snek」の商品が購入されるごとに、樹木10本分の保護に必要な金額が団体に寄付されます。

これまでにおよそ18万本分の金額が寄付されており、今後25万本を達成するごとに、Sneki Snekの新商品が発売されます。

Razerはキャンペーンを通じ、合計100万本の樹木を保護したいと考えています。

 

 


 

 

しぐれ
しぐれ

Razerは今後、飛行機での移動も減らしていくみたいだよ

せつな
せつな

二酸化炭素の削減はゲーム業界にも必要……

 

Sources: Razer,Game Informer