海洋生物

動物

新種の海綿動物「パーパル・ダンプリン」 イングランドの9歳の女の子が命名

イングランドに住む9歳の女の子が、10年以上前に発見された新種の海綿動物に名前を付けました。「パーパル・ダンプリン」という呼び名は、より科学的な名前が決まるまで使用されます。
自然

ナマコの密漁が増加 インドとスリランカで行われている組織的な犯罪

海洋生物の保護活動を行っているOceansAsiaは、インドとスリランカで多発しているナマコの密漁に関するデータを公表しています。ナマコは海の生態系にとって極めて重要な種の一つです。
動物

クジラと船の衝突を防ぐ画期的な試み ブイからのデータを元にした警報システム

アイルランドの自然保護団体は船とクジラの衝突事故を防ぐため、新たに「ブイ」型のデータ収集装置を開発しました。蓄積されたデータは将来、クジラの位置を船に知らせる警報システムに使われます。
動物

急速に姿を消している「ノコギリエイ」 90ヵ国中46ヵ国で絶滅状態に

のこぎり状の吻をもつ「ノコギリエイ」は世界の海から急速に姿を消しています。ノコギリエイは混獲や水質汚染により、世界90ヵ国中46ヵ国ですでに絶滅状態にあります。
動物

アザラシの種では初 超音波で会話をする南極のウェッデルアザラシ

南極に生息するウェッデルアザラシを調査しているグループは、水中に設置した音響設備のデータから数種類に及ぶ超音波を検出しています。超音波を発するアザラシが確認されたのは今回が初めてのことです。
動物

座礁の原因はパニックによる急浮上 クジラの行動に影響を与えるソナー

クジラのなかで最も深く潜る種であるアカボウクジラは海軍の使うソナーに敏感に反応します。特定の周波数のソナーはクジラをパニックに陥れ座礁へと導きます。
自然

少量でも大きなダメージ 原油の流出が海洋生態系に与える影響

2020年7月下旬にモーリシャス沖で起きた原油流出事故は貴重な海洋生態系に大きなダメージを与えています。原油はたとえ少量であっても動物や植物の命を奪います。
自然

ヨコエビはマイクロプラスチックをナノプラスチックに分解している 汚染の理解を深める発見

アイルランドの研究者は体長2センチほどのヨコエビの種がマイクロプラスチックをさらに小さなナノプラスチックに分解できることを発見しています。被食者がプラスチックを蓄積しているという事実は汚染問題に新たな見方を加えます。
動物

世界のサンゴ礁の20%で「機能的に絶滅」 姿を消している沿岸のサメ

国際的な科学者チームは3年に及ぶ沿岸海域の調査から、世界のサンゴ礁の20%でサメが絶滅状態にあると報告しています。生態系の維持に欠かせない捕食者であるサメは乱獲や混獲によって激減しています。
動物

絶滅の一歩手前へ、IUCNがタイセイヨウセミクジラの危機ランクを引き上げ

IUCN(国際自然保護連合)は世界で約400頭しかいないタイセイヨウセミクジラのレッドリストのランクを引き上げ「絶滅寸前」に指定しました。タイセイヨウセミクジラの減少にはロブスター漁や温暖化も関係しています。