昆虫

自然

イギリスでも発見されたツマアカスズメバチ 侵略的外来種による無視できない損失

東南アジアを原産とするツマアカスズメバチがイギリスのケント州で発見されました。今年の目撃数は既に過去6年の合計を上回っており、専門家は貿易と気候変動が主な原因であると指摘しています。
自然

東南アジア原産のツマアカスズメバチ 米国ジョージア州で初めて目撃される

米国ジョージア州の農務省は、州内で初めてツマアカスズメバチが目撃されたと発表しました。ツマアカスズメバチは在来の昆虫、特にミツバチを襲うため、花粉の媒介を必要とする農業において大きな脅威となります。
自然

アメリカ東部で生産された蜂蜜からセシウム137を検出 冷戦時代の核実験に由来するもの

アメリカの研究者は、市場に流通している蜂蜜の成分を調べた結果、一部から放射性物質である「セシウム137」が検出されたと報告しています。セシウム137は冷戦時代に行われた核実験の負の遺産です。
自然

睡眠と体内時計に悪影響 花粉媒介者を狂わせるネオニコチノイド系農薬

世界中で使用されているネオニコチノイド系農薬はハチなどの花粉媒介者を狂わせ、食料生産に大きな影響を与える可能性があります。ネオニコチノイドは昆虫の睡眠時間を減らし花粉を得る機会を奪います。
動物

斬新な防御法 ミツバチは動物の糞を使ってスズメバチを撃退する

ベトナムのトウヨウミツバチがスズメバチの撃退に動物の糞を利用していることが明らかになっています。スズメバチは糞がついている巣箱に対し積極的な攻撃を行いません。
動物

夜に活動するミツバチ2種を発見 光を感知する単眼に特徴

オーストラリアの研究者は新たに夜間に活動するミツバチ2種を発見しています。夜に採餌するミツバチは気候変動に対抗できる重要な花粉の媒介者です。
動物

ワシントン州でオオスズメバチの巣を発見 アメリカ国内では初

ワシントン州の農務局は国内で初めてオオスズメバチの巣を発見したと報告しています。殺人バチの異名をもつアジア原産のオオスズメバチは2019年8月にカナダのブリティシュコロンビアで目撃されていました。
自然

アムステルダムで5000匹の「イタドリマダラキジラミ」が放たれる コンクリートを突き破るイタドリ対策のため

オランダの首都アムステルダムで日本産の昆虫「イタドリマダラキジラミ」5000匹が放たれました。オランダではシーボルトが持ち込んだイタドリにより建物やコンクリートへの被害が多発しています。
動物

車にひかれても大丈夫!体重の39,000倍の重さに耐える頑丈すぎる甲虫

アメリカ西海岸の乾燥地域に生息する甲虫「Nosoderma diabolicum」は自分の体重の39,000倍の重さに耐えることができます。“悪魔のような鉄の甲虫”の頑丈さの秘密は鞘翅の構造にあります。
自然

マラリアの特効薬アルテミシニンに耐性を持つ原虫が出現 アフリカ地域では初

抗マラリア薬として利用されるアルテミシニンに耐性を持つ原虫がルワンダの2つの地域で確認されています。最前線の治療薬に耐性を持つ種の出現はマラリアによる死亡の9割以上を占めるアフリカ地域にとって深刻な問題です。