海洋生物

動物

米国薬局方が新しいガイドラインを作成 新薬の安全テストに使われているカブトガニの血液

米国薬局方はカブトガニの血液に代わる製品の使用を認めない新しいガイドラインを発表しています。アメリカで新薬の安全テストのために利用されるカブトガニの数は毎年50万匹にも上り、そのうちの5万匹が命を落としています。
自然

グリーンランドの海底でサンゴ礁を発見 GoProを使った低コストの深海調査

イギリスとグリーンランドの科学者チームはGoProを使った低コストの深海調査を行っています。西グリーンランドの海底500メートル地点にはサンゴ礁を含む豊かな生態系が存在しています。
動物

戦うよりも共存を ホホジロザメはシャチとの遭遇を全力で避ける

GPSを使った追跡データはホホジロザメがシャチとは戦わずにただ避けていること明らかにしています。ホホジロザメはシャチに餌場を譲ることで種の存続の可能性を高めています。
自然

イカ、タコ、カニの視力が低下中 海中の酸素濃度が減少している影響

アメリカのスクリップス海洋研究所の研究者はイカ、タコ、カニなどの海洋生物の視力が低下傾向にあると報告しています。海中の酸素濃度の減少は視覚に頼る生き物に大きな影響を与えています。
動物

記録を1,812mも更新!超深海で発見された“ダンボ”のような生き物「ジュウモンジダコ」

ダンボの耳のような形状をもつ不思議なタコ「ジュウモンジダコ」がインド洋の超深海で発見されています。6,957m地点での発見はこれまでの記録を大幅に更新するものです。
動物

共食いしてでも生き延びる!世界の海に広がった侵略的外来種「ムネミオプシス・レイディ」

IUCNの選定する侵略的外来種でもある海洋生物「ムネミオプシス・レイディ」は冷たく餌のない海域でも生き延びることができます。彼らは自分たちの子供を食べることで厳しい環境に適応します。
動物

ウミガメの巣の数が増加中、ロックダウンにより人のいなくなったフロリダのビーチ

新型コロナウイルスによる影響でロックダウンが続くフロリダ州のビーチには例年よりも多くのウミガメが訪れています。人のいない環境はウミガメと赤ちゃんの生存率を高めます。
ゲーム

ゲームをプレイしてサンゴ礁を救おう!NASA開発の海底マッピングゲーム「NeMO-Net」

NASAは世界の海のサンゴ礁を正確に把握するためのゲーム「NeMO-Net」を発表しました。プレイヤーはドローンによって得られた海底の3Dマッピングデータを補完することでサンゴの保護に貢献できます。
動物

100歳以上の個体も、放射性炭素年代測定によって明らかになったジンベエザメの寿命

世界最大の魚であるジンベエザメの生態は現在でもほとんど明らかになっていません。科学者は過去の核実験で海に放出された放射性同位体の分析からジンベエザメの年齢に関する手がかりを得ています。
動物

餌と同レベルの臭気、ウミガメがプラスチックに引き寄せられるのは「におい」が原因

ウミガメがプラスチックを口にし命を落とす例が後をたちません。研究者は海洋プラスチックに付着した生物の放つにおいがウミガメを引き寄せていると指摘しています。