植物

自然

虫が嫌う成分をアロエの皮から検出 天然の殺虫剤の開発につながる可能性

食品や美容品に広く使われるアロエベラの皮を分析した結果、虫の嫌う成分が発見されました。アロエの皮は将来、天然の殺虫剤の原料として利用される可能性があります。
自然

毒のあるマメ科の植物「グラスピー」 遺伝子改変で未来の食料に

イギリスの植物研究機関ジョン・イネス・センターの科学者グループは、将来の食料危機に備えるため、毒性の強いマメ科の植物「グラスピー」の遺伝子を改変し栽培する試験を行っています。
自然

アストラゼネカのゼロカーボン戦略 2030年までに2億本を植樹

製薬会社のアストラゼネカは2030年までに2億本の植樹をすると発表しました。植樹により二酸化炭素の吸収や生態系の回復などが期待される一方、実際の影響については慎重な見方をする専門家もいます。
自然

アメリカ東部で生産された蜂蜜からセシウム137を検出 冷戦時代の核実験に由来するもの

アメリカの研究者は、市場に流通している蜂蜜の成分を調べた結果、一部から放射性物質である「セシウム137」が検出されたと報告しています。セシウム137は冷戦時代に行われた核実験の負の遺産です。
自然

気候変動に強いコーヒー品種「ステノフィラ」 100年ぶりに野生で発見

イギリスのキューガーデンの植物学者は、アフリカのシエラレオネで、失われたコーヒー種を再発見したと発表しています。高温に強いステノフィラは、温暖化が進んだ未来において、コーヒーの主流の品種となる可能性があります。
自然

有害物質を素早く大量に捕獲 大気汚染に最も効果的な植物「コトネアスター」

イギリスの王立園芸協会は、道路脇の低木や生け垣などを調査した結果、最も大気汚染に効果がある植物は「コトネアスター」であると報告しています。コトネアスターは800キロのドライブで排出された有害物質をわずか7日で吸収します。
自然

気候変動と同レベルの問題 動植物を狂わせている夜間の人工的な光

夜間の照明が増えるにしたがって動植物の行動パターンに変化が起き始めています。生態系に影響を与える人工的な光は気候変動と同レベルの問題になりつつあります。
自然

森林再生のカギ 樹木の成長を促進させる菌糸ネットワーク

カナダの研究者はマツの土壌に含まれる菌根菌の分析から、地中に広がる菌糸ネットワークが樹木の成長に大きく関わっていることを明らかにしています。樹木の密接なつながりは森林再生のカギです。
自然

アムステルダムで5000匹の「イタドリマダラキジラミ」が放たれる コンクリートを突き破るイタドリ対策のため

オランダの首都アムステルダムで日本産の昆虫「イタドリマダラキジラミ」5000匹が放たれました。オランダではシーボルトが持ち込んだイタドリにより建物やコンクリートへの被害が多発しています。
自然

野生のミツバチは作物の生産に欠かせない花粉媒介者 年間で15億ドルもの価値

アメリカとカナダの131の農場での調査結果は、花粉媒介者としての野生のミツバチの役割が想定以上であることを明らかにしています。野生のミツバチは主要な作物の生産に大きな役割を果たしています。