Netflixの「ウィッチャー」が放映されて以降、原作の小説やゲームへの関心が高まっています。
2021年放映予定の第2シーズンに向けて、ファンは熱心に様々なメディアで展開するウィッチャー関連作品に手を伸ばし始めています。
しかし「ウィッチャー」は複雑に入り組んだ壮大な物語であり、短い時間でその全てを知ることはできません。
ゲーム版が数あるRPGの中でも特に長いプレイ時間を必要とするのはいうまでもなく、原作小説も現在5冊発売されており、全てを網羅しようとするならば、週末の予定がウィッチャー一色に染まることになるのは避けられないでしょう。
それでも「溢れかえるウィッチャー熱を何とかしたい!」と思う人は、関連作品を消費するのにどれだけの時間がかかるのかを一度確認しておくのがおすすめです。
原作とゲームの全てを味わうのに必要な時間を計算できる「ウィッチャー計算機」
ファンタジー作品を愛するMarysia Kluziak氏は、ウィッチャー関連作品を網羅するのに必要な時間を計算するツールを開発しています。
Kluziak氏は「Netflixのウィッチャーを見た後もう一度原作を読んでみたいと思った」と語り、計算機はそれがきっかけで作られました。
彼女はNetflixのウィッチャーが8話しかなかったことに言及したうえで、原作やゲームはそれ以上のボリュームがあると指摘し、ウィッチャーの世界を知るためには正しい物語の流れにコミットする必要があると話しました。
ウィッチャーシリーズには5冊の原作と、CD PROJEKT REDが開発した3本のゲーム(プラスDLC)があり、それらの全てを読み、またプレイするとなると膨大な時間がかかります。
Kluziak氏は、ファンによって読書のスピードやゲームに費やせる時間が違うことを念頭に、いくつかのオプションを加えた「ウィッチャー計算機」を作りました。
本の場合、読むスピードや一日の読書時間を入力することができ、ゲームの場合は、ストーリーだけを追うのか隅々まで探索するのかといったプレイスタイルの好みや、DLCを含むのか、また一日何時間プレイできるのかといった項目があります。
ちなみに原作とウィッチャー3部作全てを、毎日1時間の読書と、バランスよく攻略するスタイルで毎日1時間プレイすると、全てが終わるのに約330日かかります。(驚き!)
Netflixのウィッチャーを鑑賞し、世界観や物語に興味を持った人は、この数字を見ると尻込みしてしまうかもしれません。
しかし第2シーズン放映まではまだまだ時間があります――それに何と言っても原作、ゲーム共に掛け値なしに面白いのは確実です。
これからウィッチャーの世界を探索しようと考えている人は、一度「ウィッチャー計算機」を使って、読書とゲームプレイの計画を立ててみてはいかがでしょうか。
「ウィッチャー計算機」はこちら。
References: Wccftech