2014年にPSNから無料配信されたPS4専用ゲーム「P.T.」が、ファンの手によってWindows PCでプレイできるようになった模様です。
P.T.は小島秀夫監督による一人称ホラーゲームで、サイレントヒルの新作のための広告として制作されました。
しかしコナミはサイレントヒルの開発をストップし、これに伴いP.T.はお蔵入り、つまりダウンロードすることも不可能になりました。
現在P.T.をプレイするには、ゲームデータが入っているPS4本体が必要で、一部オークションサイトでは高値で取引される現象が起きています。
今回Unreal Engine 4を使ってP.T.を再構築したRadius Gordello氏は、2018年の4月からプロジェクトを開始し、今月に入ってようやく完成させました。
Unreal PT, the PT remake I’ve been working on for the past 10 months is finally finished and available for download! Textures, models, animations, and code have been remade from scratch
— Radius Gordello (@RadiusGordello) 2019年1月3日
(※現在Twitterの投稿は削除されています)
「Unreal PT」は、テクスチャ、モデル、アニメーション、コードに至るまで全てを一からから作り直し、マウスやキーボードのほか、PSとXboxのコントローラーに対応し、さらにはVRも実装しています。
またゲームの最後の部分は、物語の矛盾が生じないよう多少の変更が施されています。
Radius Gordello氏はUnreal PTを制作した理由について、「モデリングとテクスチャに関する知識と経験を広げるため」としています。
(※Unreal PTはitch.ioで無料配布されていましたが、現在は終了しています)
Source: Radius Gordello