先日PS4の新機能として実装された「My PS4 Life」が思わぬところで話題となっているようです。
これまで費やしてきた時間、初めてプレイしたゲーム、トロフィーの取得数などを軽快な音楽ともに紹介していく映像を簡単につくることができます。
今回注目を浴びているのは動画の中のある部分――トロフィーについての部分です。
動画の中では自分がこれまで獲得したトロフィー数に加えて最もレアなトロフィーについても紹介します。
そしてこのトロフィーの取得者数をPSNと照らし合わせて表示しています。
Image:reditt
上の図の場合、このプレイヤーの最もレアなトロフィーがFallout76の「PHOTO BOMBER」というトロフィーで、これは全世界で33764人が獲得していることを表します。
そして現時点でのこのトロフィーの獲得率は、公式で確認すると8.3%になっています。
この二つの情報――獲得率と獲得人数――がわかるとそのゲームをPS4でプレイしている総人数を割り出すことができます。
この場合だと、33764 *100% / 8,3% = 406795になります。
つまりこの時点でのPS4におけるFallout76のプレイ人口は約40万人ということがわかります。
Fallout76のプレイ人口。発売されてまだ日が浅いことを考慮する必要がある。Image:gamstat
その他にも……
いまだ大人気のGTA5は5500万人以上!Image:gamstat
9月発売のShadow of the Tomb Raider……これは開発費をペイできるのでしょうか?Image:gamstat
真ん中の数字がMy PS4 Lifeから導き出された各ゲームの総人口。Image:gamstat
データを集計しているgamstatの画像から見るとかなり信憑性があるようにも見受けられます。
例えば上記のDetroit:Become Humanは先日販売本数が200万本に達したことを報告しています。
かなり実数に近い数値ですね。
トロフィーの反映状況などもあり発売されたばかりのゲームでは人数が低くなる傾向があるようですが、おおむね正しい数値なのではないでしょうか。
これがどうして話題なのかというと、制作会社にとって知られたくない情報なのではないか、ということです。
販売本数やプレイ人口は公にされたくないのが普通であり、場合によっては公開企業(株主)、非公開企業のどちらに対しても影響があるのではないか、とForbesは指摘しています。
これがソニーの設定ミスなのか、企業の間で合意があるのかは今のところわかりません。
いずれにしても「My PS4 Life」はまだ始まったばかりのサービスであり、今後どのように展開していくのか見守りたいところです。
「My PS4 Life」そのものは自分のプレイ歴を確認したり、それを誰かに見て共有してもらえるという点で面白いサービスだと思うので一度動画で確認してみてください。