2007年にXbox360で発売されたRPG「ロストオデッセイ」のアメリカでの商標が更新されています。
ロストオデッセイはファイナルファンタジーの生みの親として知られる坂口博信氏の会社ミストウォーカーが制作したシングルRPGで、各分野のプロたちが集い、一大叙事詩ともいえる壮大なストーリーで人気となりました。
最近ではXbox Oneの下位互換(後方互換)のラインナップに加わり、当時4枚組だったゲームをディスクレスで快適に遊べるようにもなっています。
アメリカの法律情報検索サイトJUSTIAによると、今年の9月15日にロストオデッセイの商標権の更新が行われています。
アメリカでの商標権の存続期間は10年です。
ロストオデッセイは2008年の10月4日に商標権を登録しているので、まさに10年の節目での再登録という形になります。
坂口氏はスクウェアエニックスを退社後、ミストウォーカーで個性的なRPGをいくつも制作してきました。
「ブルードラゴン」「ロストオデッセイ」「ラストストーリー」、スマートフォン向けには「テラバトル」など、かつてのファイナルファンタジーを知る世代にはど真ん中の正統派JRPGを提供してきました。
しかし最近は「テラバトル2」のサービスが終了するなど、坂口氏とミストウォーカーの今後の動向について注目が集まっている状態でした。
海外サイトGeneracionXboxでは、今回のライセンス更新が坂口氏の新作プロジェクトと何らかの関わりがあるかもしれないと大胆な予想を展開しています。
また最近のファミ通などのインタビューで坂口氏は、来年(2019年)に新しいプロジェクトが控えているという発言をしています。
今回の商標権の更新が、ロストオデッセイの新たな動きにつながるのか注目されます。