海外ゲームメディアEurogamerは、7月13日以降にソニーに提出される全てのPS4タイトルはPS5と互換性があると報告しています。
これはPlayStationの内部パートナーのWebサイトでリリースされた、開発者向けドキュメントに記載されていたもので、ソニーは開発者に対し、PS4用ゲームの全ての要素をPS5でも提供できるように求めているということです。
また以前に発売されたゲームのパッチやリマスターについては、PS5との互換性を保つことを「強く推奨する」としています。
日付はゲームが販売に適しているかどうかの認定を受ける日であり、ゲームの発売日ではないことに注意する必要があります。
7月17日に発売予定の「Ghost of Tsushima」や、6月19日に発売する「The Last of Us Part II」は今回の条件には当てはまりませんが、Eurogamerの調査によると、この2タイトルはおそらくPS5と互換性があります。
PS5の後方互換性は正式に発表されたものですが、フレームレートや解像度などの具体的な技術や、提供されるタイトルなど、詳しいことはほとんど明らかになっていません。
ソニーは以前のブログ投稿のなかで、PS4のゲームをPS5で動作させることに取り組んでいるとしながらも、調整が必要な問題を特定した後は、それを“開発者が”処理するようにしたいと説明しています。
PS5の設計者であるマーク・サーニー氏は先日行われた講演のなかで、PS4の人気ゲームトップ100は、PS5の発売時に互換しているだろうと話しています。
PS5と同じく後方互換性の実装を明らかにしているマイクロソフトのXbox Series Xは、現行のXbox Oneだけでなく、初代XboxやXbox 360のタイトルにも互換しています。
ゲームはより安定したフレームレートと解像度の恩恵を受け、一部のタイトルはHDRにも対応します。
またスマートデリバリーの採用によって、プレイヤーの所有している本体に最適なバージョンのゲームをダウンロードして遊ぶことができます。
PlayStation 5とXbox Series Xはともに、今年後半のホリデーシーズンに発売される予定です。
Source: Eurogamer