2020年発売予定のゾンビパルクールアクション「Dying Light 2(ダイイングライト2)」を制作中のTechlandは、「Dying Light」のゲーム公式TwitterでValveの人気ゾンビCo-opアクション「Left 4 Dead 2」とコラボレーションすると発表しました。
今のところTwitterからはどんな形でコラボが実現するのかは明らかにされておらず“Left 4 Dead 2スタイル”のゲームプレイがあることをほのめかすのみとなっています。
またコラボレーションが前作である「Dying Light」に限定されるのか、新作の「Dying Light 2」にも適用されるのかなどもわかっていません。
Survivors!
Are you ready for some serious zombie slaying? #left4dead2 style is coming! pic.twitter.com/Lv4XXyf8Jn— Dying Light (@DyingLightGame) October 23, 2019
2008年に一作目が登場したValveの「Left 4 Dead」シリーズは、Co-op(協力プレイ)が特徴のゾンビサバイバルFPSゲームで、協力しなければ突破できない絶妙な難易度や、プレイごとに敵やアイテムの配置が異なるランダム性などプレイヤーを飽きさせない仕掛けが好評で、前作から10年たった現在でも人気の衰えない作品です。
一方「Dying Light」もパルクールアクションとオープンワールド、そしてゾンビという、ゲームと親和性の高い要素をミックスした自由度の高い内容で人気を得ています。
どちらもゾンビを相手に戦うという点では共通項がありますが、「Left 4 Dead」は協力プレイ、「Dying Light」は(マルチプレイもありますが)シングルプレイと根幹となるシステムが異なるため、コラボレーションがどういう形で実現するのかを想像するのは興味深いものがあります。
「Dying Light」は発売後3年たった2018年に10個の無料のDLCを配信し、また開発者の今年の発言ではさらなる展開が予定されていることも明らかになっています。
「Left 4 Dead」はそのあまりの面白さと中毒性から続編を望む声が高く、これまで何度も復活の噂が出ましたが、ことごとく実現されていません。
沈黙を続けるValveに業を煮やしたのか、先日はついに新作の発表か!と思わせるほど精巧な作りの「Left 4 Dead 3」風トレーラーが動画サイトに登場し――後にフェイクと判明するも――大きな話題となりました。
またかつて同作の制作に関わっていたTurtle Rock Studiosが「Left 4 Dead」の精神的後継作品となる「Back 4 Blood」を発表し、内容や発売時期は未定ながらも大きな関心を集めています。
「Dying Light 2」自体にも大きな期待が寄せられる中、ゾンビゲームの一角を担う「Left 4 Dead」が加わることで一体どんなゲームが生まれるのか、今から楽しみですね。
「Dying Light 2」は2020年春に、PC、PS4、XboxOneを対象に発売予定となっています。