マイクロソフトの人気サードパーソンシューティング「Gears」シリーズに長らく関わってきたロッド・ファーガソン氏が、自身が責任者を務めるThe Coalitionを退社することを明らかにしています。
ファーガソン氏はTwitterに、「Gearsファミリー、ファン、そしてThe CoalitionとXboxのみんなが大好きです」と書き、皆と一緒に仕事ができたのは名誉であり特権だったと振り返っています。
Starting in March, I will join Blizzard to oversee the Diablo franchise. Leaving is bittersweet as I love our Gears family, the fans, and everyone at The Coalition and Xbox. Thank you, it has been an honor and a privilege to work with you all. pic.twitter.com/0FuO3RFYSQ
— Rod Fergusson (@GearsViking) February 5, 2020
ファーガソン氏はTwitterに「今は新しい冒険に出るべきときだ」と書き、15年以上にわたり関わってきたGearsシリーズから離れる決意を表明しています。
ファーガソン氏は3月から、Blizzardで「Diablo」フランチャイズを監督する予定です。
ファーガソン氏のゲーム業界への関わりは、1990年代にマイクロソフトに入社したときから始まり、2000年代にはEpic Gamesに移籍し、「Gears of War」フランチャイズの立ち上げに大きく貢献しました。
その後マイクロソフトに購入された「Gears」の次の作品を作るためのスタジオ、The Coalitionの責任者として復帰し、「Gears 4」と「Gears 5」の開発に携わってきました。
1作目から3作目までで一応の完結をみていた「Gears of War」の物語は、ファーガソン氏とThe Coalitionの開発チームによって新たに動き出し、「Gears POP!」や「Gears Tactics」といったスピンオフ作品にまで広がりを見せています。
「Gears」シリーズは、次回作「Gears 6」の登場が決定しており、ファーガソン氏が抜けた後のゲームがどう変化していくのかが注目されます。
Source:Twitter