Wolfenstein 3DやQuake、そして後に多くのフォロワーを生みFPSジャンルの隆盛を決定づけたDOOMの開発に携わった“FPSの父”John Romero氏はTwitterで、自身の会社Romero GamesがCities:Skylinesなどで知られるParadox Interactiveと新しいゲームを制作するための契約を結んだと発表しました。
We’re excited to announce that we are working on a strategy game with @Pdxinteractive! Look for more info at E3 this year. If you want an advance peek at the game’s theme, sign up at https://t.co/aEnaUo3Vot pic.twitter.com/6W04noJ32g
— 𝕵𝖔𝖍𝖓 𝕽𝖔𝖒𝖊𝖗𝖔 (@romero) 2019年4月2日
Romero氏といえば新作もFPS?と考えがちですが、ジャンルはParadox Interactiveが得意とするストラテジーものになるということです。
発売日やゲームの詳細についてはまだ明らかになっていません。
長らくFPSジャンルに関わってきたRomero氏が、まるで違うジャンルであるストラテジーゲームを作るということに多少の違和感を覚えるのは無理もありません。
この点についてRomero氏の妻であり、自身も長い間ゲーム業界で仕事をしてきたBrenda Romero氏はプレスリリースで「このプロジェクトは私たちが長い間取り組んできたものであり、Paradox Interactiveと提携できることにとてもわくわくしている」と語り、制作への意欲をのぞかせています。
Brenda氏のキャリアを見ると夫であるRomero氏とはまるで違うジャンルのゲームに携わってきたのがわかります。
「Jagged Alliance」「Wizardry8」「Dungeons & Dragons:Heroes」「Tom Clancy’s Ghost Recon:Commander」といったRPGやターンベースのシミュレーションに関わっていることから、彼女の経験が加わることは新IPにとって大きな推進力になることは間違いないでしょう。
具体的なゲームシステムや映像などは公開されていませんが、詳細については今年のE3で明らかになるとのことです。
Romero氏の新作ということで多くの注目を集めることになると思いますがどんなゲームが登場するのか要注目です。
Source:Twitter