ジャストコーズシリーズやマッドマックス、最近ではRage2の開発などでおなじみのスウェーデンの開発会社Avalanche Studiosが、次世代のコンソールはクロスプレイが大きな特徴になるだろうと予測しています。
Avalanche StudiosのPaul Keslin氏はgamingboltとの会話の中で、最近のクロスプレイのトレンドがこれからも続き、それは次世代機にとって大きな特徴となるだろうと語りました。
PS4やXboxOne、PC、Nintendo Switchなどハードの垣根を越えたプレイ環境は現在増え続けている。
代表的なゲームにはMinecraftやFortnite、Rocket Leagueなどがある。
クロスプレイに関しては、マイクロソフトがマインクラフトでPCやSwitchなどとの垣根をなくしたのを契機に、ここ数年で多くのタイトルが採用するようになりました。
当初難色を示していたソニーも、時代の要請にこたえる形でフォートナイトのクロスプレイを解禁しました。
この傾向がこれからも続くのかという問いに対してKeslin氏は、「新しい技術は開発者にとって常にわくわくする取り組みであり、次世代にも受け継がれる可能性は十分にあるだろう」と語りました。
最近の動きではクロスプレイの需要の高まりをうけて、Epic GamesがクロスプラットフォームAPIを開発者に無料で提供し始めたことが話題となりました。
PS5やScarlettと呼ばれるXboxの次世代ハードが、クロスプレイのすそ野を広げると予想できる背景には、マイクロソフトやGoogleなどが推進しているストリーミングゲームサービスからもうかがうことができます。
(マイクロソフトはxCloud、GoogleはProject Streamという、ハードを限定しないストリーミングサービスを発表しています)
これまでのような自社サービス内だけでプレイヤーを囲うやり方から、もっと広い世界へユーザーをつなげようとする動きが加速してきています。
次世代機の登場する頃に、こうしたネット環境がどのように変化しているのか注目していきたいところです。
Avalanche Studiosは現在Generation Zeroというオープンワールドシューターを制作しています。
Generation Zeroゲームプレイトレイラー
1980年代のスウェーデンを舞台にしたFPSで、4人までの協力プレイに対応しています。
PC、PS4、XboxOneを対象に2019年の発売を予定しています。
こちらも要チェックです。
Source,公式サイト,gamingbolt