ソニーがデジタル版「サイバーパンク2077」の払い戻しに対応したことが伝えられています。
PS4、Xbox One、PC向けに発売されたサイバーパンク2077は、当初からコンソール版の低いパフォーマンスが指摘されており、多くのユーザーが不満の声を挙げています。
Digital Foundryはサイバーパンク2077のコンソール版を、「低いパフォーマンスとクラッシュの問題に悩まされており、特にPS4については“許容できるレベルではない”」としています。
RedditのあるPSユーザーは、デジタル版のサイバーパンク2077の返金を求めソニーに連絡した結果、1時間の保留の後、ライブラリーから削除されたと報告しています。
ユーザーははじめ、クラッシュの問題をチャットで伝えましたが、返金については拒否されました。
しかしその後サポートに電話をかけ、1時間以上のやりとりをした結果、最終的に払い戻しを受けられたと説明しています。
このユーザーは、ゲームを既に10時間以上プレイしていました。
対応した女性のオペレーターによると、ソニーはこの問題について、CD Projekt Redにビジネス上の苦情を出しており、返金を求める問い合わせも今回が初めてではありませんでした。
Redditのユーザーが返金の証拠としてアップロードした明細
PS4のデジタル版のタイトルについては、購入後14日以内であれば返金できるポリシーが導入されていますが、適用されるのは原則、ダウンロードを開始していない場合に限られます。
プレイ後の返金には、そのタイトルに明らかな欠陥があると認められる必要があります。
ソニーがCD Projekt Redに苦情を出しているという主張については、現在の時点で確認がとれていません。
Redditのスレッドでは、返金を受けられた別のユーザーが現れる一方、拒否されたというユーザーもおり、払い戻しがどのような基準で行われているのかは不明です。
サイバーパンク2077の次世代機版は、2021年の発売予定となっています。
※12月14日追記 : CD Projekt Redはサイバーパンク2077のコンソール版のパフォーマンスについて謝罪し、返金を受け付けることを正式に発表しています。
— CD PROJEKT RED Japan (@CDPRJP) December 14, 2020
Source: VGC