Wall Street Journalによると任天堂は今年の6月に開かれるE3で新しいバージョンのNintendo Switchを発表する予定です。
新しいSwitchは1つではなく2つのモデルがあり、1つは”強化された”機能を備えていてそれは”熱心なプレイヤー”のための製品になるということです。
そしてもう1つのバージョンは、3DSの後継という位置づけの”カジュアルなゲーマー”のものになるとしています。
この低価格(だと思われる)の本体にはコスト削減のためコントローラーの振動などを廃している可能性があります。
また1つめのバージョンのスペックはPS4 ProやXbox One Xのような最上位機種ほどにはならないとも報じています。
この2つの新しい本体はE3で発表された後、ホリデーシーズンに間に合うよう数か月後に発売する予定だということです。
任天堂の広報担当者はWall Street Journalからの質問に対してコメントを控えています。
Wall Street Journalは昨年にも来年(つまり2019年)の夏ごろまでに任天堂が新しいSwitchを発表するだろうと報じています。
そしてそれがWiiUからSwitchへの世代交代のようなものではなく、ディスプレイや機能などを含む小規模なアップグレードになることも報告しています。
任天堂の前の社長である君島達己氏は、Switchの寿命が以前の任天堂ハードよりも長くなるだろうと語っています。
Switchの販売台数は2018年に大きく躍進し、ここ2年以内で3200万台以上を販売しています。
これはWiiUの生涯販売台数の2倍以上になります。
こうした販売数をみると、E3で(新ハードではなく)機能を強化したバージョンやカジュアル向けのバージョンを発表するという噂もあながち外れているともいえないかもしれません。
任天堂はE3に参加することを早くから表明しています。
噂の真相はどうあれそこでどんな発表があるのか期待したいですね。
Source:GameSpot