毎年多くのプレイヤーを楽しませているActivisionの人気FPSシリーズCall of Dutyですが、今年の新作にキャンペーンモードがあることが関係者の証言から判明しました。
これは火曜日に行われたActivisionの四半期決算発表会での質疑応答の際に明らかになったものです。
Activisionの社長であるRob Kostich氏は2019年のCall of Dutyが、巨大で広大なマルチプレイヤーモード、協力プレイモード、そして全く新しいキャンペーンモードを含む素晴らしいゲームだと語りました。
Kostich氏は開発中のゲームを見るたびに興奮しているそうで、早くプレイヤーにその詳細を伝えたいがもう少し待ってほしいという旨の発言をしています。
そしてこれまでこれほど大きな熱意を感じたことは一度もないとして来たる新作が本当に価値あるものになるだろうと語りました。
Activisionがキャンペーンモードについて言及するのは今年に入ってこれが初めてのことです。
© 2018 Activision Publishing, Inc.
前作のBlackOps4ではキャンペーンモードが削除されたことが話題になりました。
流行りのバトルロイヤルに舵を切る一方で、これまでのシリーズが一貫して描いてきた一兵卒の物語を期待していたファンは肩を落とすことになりました。
一説には前作を制作していたTreyarchは最初キャンペーンモードに着手していたといいます。
しかし最終的にはバトルロイヤル(ブラックアウト)を追加しキャンペーンは日の目を見ることはありませんでした。
そこにはActivisionの経営判断もあったことでしょう。
今回早々にキャンペーンモードの搭載を公表したのは前作への批判も考慮した上でのことだと思われます。
従来CoDシリーズはDLCやアップデートの大部分が完了するまで新作についての情報は出してこない傾向がありました。
(2018年のBlack Ops 4も5月までは正式には明かされませんでした)
今年の新作がバトルロイヤルを中心に据えるのか、それとも別の何かを柱とするのかについてはまだわかっていません。
ActivisionのCFOであるDennis Durkin氏は、開発者たちが「史上最高のCall of Duty」と呼ぶものに熱心に取り組んでいることを伝えながらも、今年の新作がBlack Ops 4ほどは売れないかもしれないと予測しています。
どんなものになるのかは詳細を待たなければなりませんが、もしかしたらこれまでのシリーズにはなかった新しい要素を含むCall of Dutyになるのかもしれません。
1月には数々のリークをしてきた人物が、2019年のCall of Dutyにはモダンウォーフェア2のキャンペーンのリマスターが含まれる、と公表し話題になりました。
今回のActivisionの発言からは少し食い違う部分も見られますが、いずれにしてもどんなキャンペーンモードがお目見えするのか待ち遠しいですね。
Source:Twinfinite,GameRant