Crytekが開発しElectronic Artsが販売しているFPSシリーズ、「Crysis (クライシス)」の公式Twitterアカウントが3年以上ぶりに更新されています。
CrysisはCrytekが開発したゲームエンジンである「CryENGINE (クライエンジン)」を使用した豪華なグラフィックが特徴の近未来FPSで、これまでに3作品が発売されていますが、2013年の「Crysis 3」を最後に新しい情報がないままでした。
CrysisのTwitterはまず4月14日に、データを受信中という意味に受け取れる「RECEIVING DATA」という一文のみを投稿しました。
RECEIVING DATA
— Crysis (@Crysis) April 13, 2020
さらにその数時間後には、Crysis 1のゲーム内冒頭で主人公に向けて語られる「Hey Nomad, you’re still with us?」というセリフをツイートし、多くのファンが新作の登場を示唆するものとして期待を寄せています。
Hey Nomad, you’re still with us?
— Crysis (@Crysis) April 14, 2020
Crysisの販売元であるElectronic Artsは最新の決算報告のなかで、今後2年間でいくつかの有名なフランチャイズから多数のリマスターを発売することを明らかにしています。
具体的なタイトルへの言及はなかったものの、長らく続編が待ち望まれているCrysisが候補の一つであることは想像に難くありません。(Crysis 1の物語は“偶然にも”2020年を舞台にしています)
CrysisシリーズはCryENGINEの技術デモを兼ねた作品でもあり、Crysis 1の発売当時、最高設定でゲームを楽しむには最新のグラフィックカードが必要でした。
新しいCrysisがリメイクかリマスターになるのかは不明ですが、PS5やXbox Series Xの性能を極限まで生かした作品になるのは間違いないでしょう。
(4月17日追記: Crytekはグラフィックスを強化した「Crysis Remastered」を正式に発表しました。対象機種はPC、PlayStation 4、Xbox One、Nintendo Switchで、2020年夏発売予定となっています)
Crysis Remastered – Official Teaser
Source: DualShockers