「Starfield」と「TES 6」の詳細は今年のE3では明らかにされない、Todd Howard氏が発言

ゲーム
(Bethesda/Microsoft)

Bethesda Softworksは2019年のE3でも毎年恒例のプレスカンファレンスを行うことを発表しています。

注目される作品には、去年公開された新IPである「Starfield」や、ティーザー映像が公開された「The Elder Scrolls 6」などがあります。

 

しかし、Bethesda Games StudiosのTodd Howard氏によると、今年のE3では、先の2作品についての詳細な情報が明らかになることはありません。

 

 

ボストンで開催されたPAX Eastに登壇したHoward氏は、新しいゲームエンジンについての説明のなかで、「Starfield」が最初にそのエンジンについての技術が見られる作品になり、2番目が「TES 6」になるだろうと語りました。

そして「ゲームの詳細については今年のE3では語られないだろう」としたうえで、ユーザーに忍耐力を持つよう促しました。

 

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去年のE3では2作品とも具体的なゲーム内容がわからなかったため、開発に時間を要するスタジオの性格を考えればHoward氏の発言は驚くことではないでしょう。

Howard氏は「2作品の発売日について自分は知っているがそれを言うのは馬鹿げている」とし、現時点でそれを伝えるつもりはないと話しています。

 


 

2020年にはPSとXboxの新しいハードが登場することがほぼ確実とみられているので、この2作品(特に2番目のTES 6)は、今世代機ではなく次世代機でのプレイを念頭に開発されていることは疑いようがありません。

Bethesda Games Studiosの作品に使用されているCreation Engineは2011年に登場し、Skyrim以降Fallout76まで一貫して使われてきました。

Creation Engineはユーザーの間で既に古臭いエンジンとして認識されつつあり、StarfieldやTES 6が新しいエンジンで開発されるならば、そうした批判や不安の声を払拭することができます。

 

Fallout76が思った以上にFallout4の使いまわしであったことは、長年のファンをいらいらさせるのに十分な出来事でした。

大きな期待を持たれている2作品が今年のE3に登場しないことは、それだけじっくりと時間をかけて制作していることの表れです。

新しいエンジンと共にファンの度肝を抜くような作品が登場するのに期待したいところです。

 

 

 

 

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TES 6に関しては嬉しいニュースもありました。

それは82歳のSkyrimプレイヤー、Shirley CurryさんがTES 6に登場することが決まったことです。

Curryさんは高齢ながらもYouTubeで数多くのSkyrim動画をアップし人気を集めています。

ユーザーはCurryさんをTESの次回作に登場させようと署名活動を行いそれがBethesdaの目に止まることになり、晴れて登場が確定したのでした。

 

 

Twitterのやりとりを見てもCurryさんの人柄が多くのSkyrimプレイヤーと孫たち(!)を幸せな気分にしているのがわかります。

Curryさんに会えるのはゲームの中だけ、なんてことになる前に開発チームには全力でTES 6に挑んでいただきたいものです。

 

 

Source:GameInformer,GameSpot