マイクロソフトは聴覚障害者や難聴者を対象に、アクセシビリティ(ゲームのプレイのしやすさ)に関するアンケート調査を実施しています。
XboxのアクセシビリティリサーチャーであるAnna Waismeyer氏は自身のTwitterに、「Xbox Researchでは、聴覚障害者または難聴者のフィードバックを募集しています」と書き、20分から25分のアンケートへの協力を呼びかけました。
Xbox Research is looking for feedback from players who are d/Deaf or Hard of hearing!
Our survey takes about 20-25 minutes (depending on how much you write), and must be completed before Monday, June 29th, 2020. Fill out the survey here: https://t.co/VMx45w7f7f
— Anna Waismeyer (@waismeyer) June 16, 2020
アンケートではプレイヤーに影響を及ぼす可能性のある事柄――視力低下や失明、神経疾患や障害、慢性疾患及び長期疾患の経験などについての質問のほかに、ゲームをよりプレイしやすくするためのアイデアや好きなジャンルについても尋ねています。
マイクロソフトは得られたデータを元に、アクセシビリティツールの開発に生かしていきたいとしています。
障害を持つ人が健常者と同じようにゲームを楽しめるようにするアクセシビリティに関しては、近年大きな注目が集まっています。
マイクロソフトのXboxアダプティブコントローラーは、障害を持つ人だけでなく心に傷を負った退役軍人などのケアにも利用されています。
また6月19日に発売されるPS4の「The Last of Us Part II」は、60種類以上のアクセシビリティオプションが搭載されており、字幕やテキストを大きくしたり、収集したアイテムを読み上げたりするなど、視覚と聴覚両面において多様なサポートを提供しています。
Xboxのアクセシビリティに関するアンケートは6月29日まで実施しています。
Source: GameSpot