本物そっくり!ドイツの企業が製作したリアルな鳥型ロボット「BionicSwift」

雑ネタ
(Image Credit: Festo)

ドイツのエンジニアリング企業Festoは、人工の翼を備えた超軽量の鳥型ロボットを製作しています。

Festoはこれまでにもカモメ、クラゲ、蝶、カンガルーなどの独創的なロボットを製造してきました。

 

新しくラインナップに加わったのは「BionicSwift」と呼ばれる鳥型ロボットで、重さが42グラム、翼を広げた全長が68センチで、上昇や下降のための小さなモーターを3つ備えています。

 

 

BionicSwiftは鳥の動きを忠実に再現するように設計されており、翼は飛行時の空気抵抗に応じて自在に角度を変えます。

またGPSを使って設定したルートを飛ぶだけでなく、突風や衝突といった予期せぬアクシデントに対しても自律的に反応し行動を修正することができます。

 

(Image Credit: Festo)

(Image Credit: Festo)

超広帯域無線通信(UWB)を使えば編隊飛行も可能 (Image Credit: Festo)

 

BionicSwiftは将来的に、ネットワーク化された工場での利用が想定されています。

設計者は、「BionicSwiftとGPSを使えば3Dナビゲーションシステムを構築できる」と説明し、具体的な例として、工場内の材料や商品の流れを正確に特定することや、自律飛行ロボットを使用した材料の輸送などを挙げています。

 

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鳥の胴体には、羽ばたきを制御するためのコンポーネントやサーボモーター、バッテリー、ギアボックス、無線用の基板などがコンパクトに収納されています。

BionicSwiftの実際の使用には屋内でのGPS環境が必要で、それぞれの鳥は通信しながら現在位置を参照したうえで、プログラムに沿った行動を展開します。

現時点でのバッテリー駆動時間は約7分です。

 


 

 

しぐれ
しぐれ

動きにロボット感がなくて本物の鳥みたいだねー

せつな
せつな

これは欲しい……市販されるのはいつですか……

 

References: Festo,Tech Xplore