343 IndustriesのボスBonnie Ross氏が新作Halo Infiniteについて語る

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© 2019 Microsoft

Xboxの顔といってもいいキャラクターマスターチーフが出演する人気FPS「Halo」シリーズですが、現在343 Industriesが新作「Halo Infinite」を鋭意制作中です。

343のボスであり先日AIASの殿堂入りを果たしたBonnie Ross氏はIGNとのインタビューでHaloフランチャイズの未来について語っています。

 

AIAS(Academy of Interactive Arts & Sciences)はゲーム業界の著名な開発者たちによって構成された非営利団体で、毎年開催されるD.I.C.E.アワードで様々な部門の優秀作品を決定しています。

Bonnie Ross氏は今年開かれたD.I.C.E.アワードで女性としては初となるHall of Fame(殿堂入り)を果たしました。

Hall of Fameは過去に任天堂の宮本茂氏やメタルギアの小島秀夫氏、ベセスダソフトワークスのトッド・ハワード氏など錚々たるメンバーが受賞しています。

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「Halo Infinite 」はスピリチュアルリブート

 

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Halo3までの開発会社であるBungieにかわりHaloを引き継いだ343 Industriesですが、その後の2作品(Halo4,Halo5)についてはファンの意見が分かれているのが現状です。

 

インタビューでRoss氏はこの評価を率直に受け止めていると語りました。

 

343として何をしたのか、どこでミスをしたのか、そしてHaloが私たち全員にとって何を意味するのかを反映するために多くの内省的な時間が必要でした。

 

Ross氏はHalo Infiniteの制作は、Haloというフランチャイズが自分たちにどんな意味を持っているのかという問いが原点にあることを明かしました。

そして343はHaloの持つ意味を、希望と不思議、英雄主義と人類、そしてコミュニティであることを見出しました。

2018年のE3で公開されたトレーラーはその思いを反映したものであるといいます。

 

Halo Infinite – E3 2018 – Announcement Trailer

Halo Infinite – E3 2018 – Announcement Trailer

 

Ross氏はHalo Infiniteを”spiritual reboot(崇高な再起動)”であると評しています。

 


 

Ross氏はHalo4のキャンペーンには誇りをもっていたと語りますが、同時にマルチプレイヤーには必要としていたものが欠けていたと認めます。

またHalo5ではその反省を生かしマルチプレイヤーに力を入れたが今度はシングルプレイヤーとのバランスがうまくとれなかったことも認めました。

 

それでHalo Infiniteでは全部をまとめるつもりです。ストーリーは非常に重要であり、マルチプレイヤーも同じです。私たちはこの両方を気に入っている多くのファンを持っています。

 

インタビューではゲームモードについても質問が及びました。

 

現在主流になっているバトルロイヤルモードについてRoss氏は、Haloでバトルロイヤルを望むファンがいることは認識していると述べました。

またRespawn Entertainmentが開発し現在人気絶頂であるバトルロイヤルゲーム「Apex Legends」を高く評価し、このゲームがFotniteよりもHaloに似ている部分があると語りました。

しかしHalo Infiniteでの具体的なバトルロイヤルモード搭載については言及を避け、常に正しい行動をとることについて会話を交わしているところだと述べるにとどめました。

 

Haloにとって正しいことをすることが重要です。それをバトルロイヤルと呼ぶのかどうかに関係なくチームはHaloのために正しい必要があります。

 

そしてもしマイクロソフトがバトルロイヤルモードの実装を求めたとしてもそれがHaloにとって適切でないと判断すれば私たちはそれを実装することはないだろうと付け加えています。

 

Halo Infiniteについての詳細はE3で明らかに

 

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Haloは従来3年ごとの間隔で新作を発表してきましたが、前作Halo5から既に3年以上が経過しています。

この間隔についてもRoss氏はHaloフランチャイズの永続的な成功を重視していると語り、生半可な状態でのゲームリリースはHaloにとって正しくないことを強調しました。

さらにRoss氏はXboxのボスであるPhil Spencer氏とHaloの今後について話し合いをしたことを認め、Haloの強固な基盤を構築するためには時間をかけてでも革新性を求めていくことが重要であることで意見が一致したと語りました。

 

また余談としてHalo5の発売の後にちょっとした別タイプのゲームを出す計画があったことも明かしています。

それは「Halo5.5」とか「Halo6:ODST」とでも呼べるようなものでしたが、最終的にはファンにとって正しいことをするためにそのアイデアは見送られたということです。

 


 

気になる発売日についての憶測がネットを飛びかっています。

最も有力だとされているのがXboxの新しいハードと共に発売されるというものです。

Ross氏はこれについてもゲームとファンが優先であり、ハードの発売日に合わせてゲームを開発するのではなく、ゲームを素晴らしいものにすることに焦点をあてていることを強調しました。

 

言うまでもなくHaloはXboxの顔として認知されているので新ハードと一緒に発売されることは販売を大きくけん引するはずです。

しかし343は発売日に固執することでゲームを台無しにするよりも、今後10年から20年にわたって継続的にHaloというフランチャイズを確立するために必要な行動を優先しています。

 

Ross氏はHalo Infiniteの発売日についての言及は避けましたが、今年のE3でディレクターのChris Lee氏がゲームについて話すことを明らかにしています。

 


 

Haloシリーズの日本での人気はいまいちですが、E3のトレーラー発表時の会場の盛り上がりをみると海外では絶大な人気があります。

だからこそHalo3の後を引き継いだRoss氏と343 Industriesには大きな使命が科せられています。

 

インタビューからはHalo InfiniteがHalo4とHalo5の批評を受け慎重に制作されていることがうかがえます。

今年のE3ではゲームプレイ映像も公開されると思われるので、新生Haloがどのような進化を遂げているのか楽しみにしたいところです。

 

 

Source:IGN,GameSpot

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