マイクロソフトはXboxの公式ブログを更新し、新コンソール「Xbox Series X」が、Xbox One向けのほぼ全てのゲームに対応していることを明らかにしました。
Xboxの責任者であるフィル・スペンサー氏はブログのなかで、将来のXboxに期待できる点として、Game Passや健全なコミュニティ、ファーストパーティーの作品などを挙げたうえで、Xbox Series Xが、Kinect作品を除いた全てのXbox Oneゲームに互換していることを発表しています。
スペンサー氏は「Xbox Series Xでは初日から4世代のゲームがプレイできる」と述べ、何千ものゲームに対応した後方互換性はこれまでにないものだと強調しました。
また「Xboxの開発チームは長年にわたって、過去のゲームを追加コストなしでプレイできるように取り組んできた」と述べ、ほとんどのタイトルは、Xbox Series Xの前例のないパワーにより、ロード時間の短縮やグラフィックの向上などの恩恵を受けると付け加えています。
マイクロソフトはXbox Series Xにスマートデリバリーと呼ばれる機能を追加することで、プレイヤーが同じゲームの次世代機版を買わなくても済むようにしたいと考えています。
スペンサー氏はXbox Series Xと同時発売される「Halo Infinite」を例にとり、「プレイヤーは次の世代を強制されることはない」と述べ、今後数年で発売されるXbox Game StudiosのタイトルはXbox Oneでも利用できると強調しました。
スマートデリバリーの対応に関しては、各メーカーが任意に選択できるようになっています。
ファーストパーティー製のタイトル以外では、現時点で、「アサシンクリード ヴァルハラ」、「サイバーパンク2077」、「Marvel’s Avengers」、「Destiny 2」の対応が確認されており、今後さらに多くのタイトルが発表される予定です。
Xboxの新たな展開については、「xCloud」と「Xbox Game Pass Ultimate」が、追加料金なしで統合されることも発表されています。
Source: Xbox Wire