マイクロソフトのフィル・スペンサー氏が、Xbox用のストリーミングデバイスについて言及しています。
テクノロジー系ニュースサイトStratecheryのインタビューに応じたスペンサー氏は、Game PassにFire TVやChromecastのようなストリーミングデバイスを加えるアイデアを披露し、多くの人がXboxのゲームを楽しめる未来について説明しました。
会話のなかでスペンサー氏は、「ある人はxCloud経由のゲームをテレビにつないでプレイしたいと考えるかもしれない」と指摘し、ストリーミングデバイスについて、「低価格のハードウェアとして、Xboxのエコシステムの一部になると思う」と述べています。
このアイデアが実現した場合、ストリーミングデバイスはGame Passに含まれるようになり、プレイヤーはコンソールを保有していなくても、テレビとコントローラーさえあればXboxのゲームをプレイすることができます。
マイクロソフトは11月10日に、次世代機「Xbox Series X/S」を発売します。
このうちエントリーモデルであるSeries Sは、高性能のSeries Xよりも200ドル安い価格設定ですが、ストリーミングデバイスが登場すれば、ここにさらに安価な選択肢が加わることになります。
Xboxのゲームをストリーミングデバイスを介してプレイするというアイデア自体は、新しいものではありません。
マイクロソフトは2016年にXbox専用のストリーミングデバイスの販売を計画していましたが、最終的にキャンセルされました。
また2013年には、「Halo 4」を、PCやWindows Phoneにストリーミングする実験が行われています。
リンク
Source: The Verge