Gearboxの第二次世界大戦FPS「ブラザー・イン・アームズ」のテレビドラマ化が進行中

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Ⓒ Gearbox Software

海外メディア「ハリウッドレポーター」は、第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦を舞台にした、Gearbox Software開発のFPS「ブラザー・イン・アームズ」のテレビドラマ化が進行中であると報告しています。

ショーランナー及びエグゼクティブプロデューサーには、TVシリーズ「QUEEN OF THE SOUTH/クイーン・オブ・ザ・サウス ~女王への階段~」、「V-ビジター」、「Gang Related」などのScott Rosenbaum氏と、Gearboxの共同創設者兼CEOであるRandy Pitchford氏が務めます。

またそのほかのプロデューサー陣には、映画版「アサシンクリード」のJean-Julien Baronnet氏や、TVシリーズ「バンド・オブ・ブラザーズ」、「ザ・パシフィック」を手掛けたRichard Whelan氏、そしてGearboxの最高事業責任者であるSean Haran氏が名を連ねています。

 

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テレビドラマの最初のシーズンは、ノルマンディー上陸作戦(D-デイ)に備えて行われた軍事演習、「タイガー演習 (Exercise Tiger)」に焦点をあてています。

このアメリカとイギリスが参加した軍事演習は、実弾が飛び交う実戦さながらの訓練でしたが、友軍に対する誤射などの事故により多くの兵士が命を落としたため、長い間秘密にされてきました。

テレビドラマは、D-デイの計画を枢軸国に知られないように奮闘する8人の兵士を中心に展開し、また実在の人物を含む、多くの連合国軍およびドイツ軍の兵士と民間人が登場します。

Rosenbaum氏は今回のドラマ化について、「ほとんどの第二次世界大戦の物語は、以前どこかで見たことのあるようなものばかりだった」と述べたうえで、「ブラザー・イン・アームズ」を知った時は非常に興奮したと振り返っています。

Baronnet氏は、テレビドラマ版「ブラザー・イン・アームズ」は、これまでの第二次世界大戦ものとは一線を画すほど物語の範囲が広く、またタイトルが象徴するような「兵士たちの絆」をより深く描いたものになると強調しています。

 

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撮影はまだ始まっていませんが、現在積極的に監督を探しており、また出演者には有名ではない俳優も起用される見込みだということです。

なおGearboxのもう一つのフランチャイズである「ボーダーランズ」も、イーライ・ロス監督のもとで映画化が進行中です。

 

Source: The Hollywood Reporter