Epic Gamesが開発者優先のパートナーシップ「Epic Games Publishing」を発表、Remedy、Playdead、genDESIGNが参加

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© 2020, Epic Games

Epic Gamesは26日、開発者優先の新しいマルチプラットフォームパブリッシングの取り組みを発表しました。

「Epic Games Publishing」と名付けられた新たなパートナーシップに最初に加わるのは、Remedy(マックス・ペイン、アラン・ウェイク、クォンタムブレイク、コントロール)、Playdead(Limbo、Inside)、genDESIGN(人喰いの大鷲トリコ)の3社です。

 

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Epic Games Publishingは、開発者/パブリッシャーモデルを根本的に変えるもので、開発者はこれまでにない良い条件のもとゲーム開発に専念することができます。

Epic Games Publishingのパートナーは、知的財産の100%と作品の完全な創造性を保持できるだけでなく、品質保証や翻訳業務およびマーケティングなどにかかるコストに対し最大100%の援助が受けられ、さらに販売利益の50%を受け取ることができます。

Epic GamesのCEOであるティム・スウィーニー(Tim Sweeney)氏は、Epic Games Publishingについて、「私たちは、パートナーと協力して自分たちが望んでいたパブリッシングモデルを構築している」と述べています。

Epic Games Publishingの責任者であるヘクター・サンチェス(Hector Sanchez)氏は、今回パートナーに加わった3社について、「genDESIGN、Remedy、Playdeadは業界で最も革新的で才能のあるスタジオの一つであり、新しいゲームへの強いビジョンを持っている」と称賛し、またパートナーシップの内容に関しては、「彼らは完全にクリエイティブなコントロールを持ち、我々はプロジェクトの資金とサービスの強固な基盤を提供する」と説明しました。

 

今回の提携についてRemedyのCEOであるTero Virtala氏は、「RemedyとEpic Gamesはゲーム業界において25年の歴史を共有しており、開発者とパブリッシャーの視点からビジネスを深く理解している」と述べ、「このパートナーシップは自分たちの大胆なビジョンを最大限に発揮するための完全な自由を提供するものである」と歓迎しました。

Virtala氏は、「ファンのためにEpic Gamesと共に最高のゲームを作るつもりだ」と付け加えています。

 

Epic Games Publishingに加わるその他の開発会社および今回の3社が提供するゲームのタイトルなどについては、今後数カ月の間に改めて発表が行われる予定となっています。

 

Epic Games Publishing | Announce

 

Source: Epic Games,Polygon