重要なのは「語られること」 Xbox Game Passはインディーズメーカーの売り上げアップにつながる

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Ⓒ SMG Studio

2017年に発売されたアクションパズル「ロロロロ (原題:Death Squared)」の開発会社は、最近の売り上げの上昇に、Xboxのサブスクリプションサービスである「Xbox Game Pass」が関係していると報告しています。

ロロロロはPCやPS4、Xbox Oneでも発売していますが、売り上げの多くはニンテンドースイッチ版から来ています。

ロロロロは2020年の2月に、Xbox Game Passに追加されました。

 

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オーストラリアのインディーズメーカーSMG StudioのCEOアシュリー・リングローズ氏は、Nintendo Lifeとのインタビューのなかでロロロロの販売実績について話し、売り上げの60%以上がスイッチからのものであることや、多少の割引ではほとんど売れないことなどを明かしました。

また2月のGame Passへの追加とそれに伴う売り上げの上昇に関しては、「誰もがXboxを持っているわけではないが、多くの人がGame Passを利用している友人を持っている」と指摘し、たとえ異なるプラットフォームであっても、口コミやメディアによって触れられれば売り上げにつながると話しました。

 

ロロロロはこれまで定期的に割引を行ってきましたが、開発者が思うほどの成果を得られませんでした。

リングローズ氏はかつて10%割引をしたときのことを振り返り、「誰もそれに気づいたり、購入したりすることはない」と述べ、またゲームの知名度の重要性に関してはラトビアでの例を挙げ、「半年で2つしか売れなかったことを今でも覚えている」と語りました。

リングローズ氏は、売り上げの原動力となるのは必ずしも割引ではなく、プレイヤーやメディアに言及されることであると強調しています。

 

ロロロロのスイッチ版は現在15万本以上を売り上げており、25万本に達した場合ゲームは無料で提供されるということです。

Xbox Game Passは2020年4月から、日本でもサービスがスタートしています。

 

Source: Nintendo Life