オス同士のペンギンカップルが育てたひなの性別が判明

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オーストラリアの水族館で飼育されている一風変わったオスペンギンのカップル(?)は昨年生まれたひなを大事に育ててきました。

生まれた、といってもさすがにオス同士では子供はできません。

同じジェンツーペンギンの夫婦が育児を放棄したひなの一つを2匹のペンギンが温め孵化させたのでした。

 

ペンギンのひなはすぐには性別が判断できませんが、今回それがようやくわかったことで彼らは正式に“”を家族とすることになりました。

 

 

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娘と一緒に家族で記念撮影

 


 

オーストラリアのシドニーにある水族館SEA LIFEにはとても仲のよいオスのジェンツーペンギンSphen(スフェン)Magic(マジック)がいます。

彼らは繁殖期になっても分離することができないほど仲のよい個体で、水族館にやってきた人たちは2匹が連れ添って行動するのを頻繁に目撃していました。

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昨年別のペンギンが卵を2つ産んだ際に、2匹はそのうちの1つを託されることになりました。

 

一般的にジェンツーペンギンは一度に2つの卵を産みますが、亜南極地域のペンギンはそのうちの1つしか育てないのがほとんどとされています。

 

本来ならば孵ることのない命を預かったスフェンとマジックは、協力してこの卵を温め昨年の10月19日に無事にひなが誕生しました。

ひなの体重は91グラムでした。

 

 

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生まれたばかりのひな

 

水族館の飼育員は個体数管理のためにペンギンの性別を知る必要があります。

しかしペンギンはオスとメスが非常に似ているため血液検査で性別を調べることになります。

そのためある程度の成長を待つ必要がありました。

そして今回ようやくその結果が判明しスフェンとマジックは晴れて女の子の親となりました。

 

飼育員のLaetitia Hannanさんは、スフェンとマジックの愛情の物語に世界中の人たちが感心を寄せてくれることに感謝していると語ります。

 

彼らはその仲睦まじさから2匹の名前を取ってSphengic (スフェンジック)と呼ばれています。

 


 

彼らの娘は現在Baby Sphengic(ベイビー スフェンジック)と呼ばれていますが、これは仮の名前で近いうちに正式な名称を決めるということです。

 

Baby Sphengicは91グラムで産まれましたが、今では5キロを上回るほどに成長し食べることがとても好きだそうです。

また泳ぎの練習をしていて最近は飛び込みにも成功しました。

 

HannanさんはBaby Sphengicに環境大使としての役割を期待しています。

 

Baby Sphengicは地球温暖化やプラスチック汚染などの地球規模の脅威に直面しているたくさんの種の大使になるでしょう。

 

水族館はBaby Sphengicの今後の活動について随時情報を伝える予定だということです。

 


 

ペンギンは同性愛が珍しくない動物で今回の2匹のペンギン――スフェンジックも彼らの常識では珍しいことではないのかもしれません。

オスだろうとメスだろうと仲がいいのが一番ですし愛情に性差はありません。

 

2匹と彼らの愛娘がこれからどんな話題を提供してくれるのか楽しみですね。

 

 

 

 

References,SEA LIFE Sydney,CNN

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