マックスペインやクォンタムブレイクなどを手掛けたRemedyのサム・レイク氏が、2010年に発売された「Alan Wake (アランウェイク)」の続編について言及しています。
Alan Wakeは、主人公の小説家が夢とも現実ともつかない世界で得体の知れない敵と戦うアクションスリラーで、“光”と“闇”の対比を取り込んだ独特の戦闘システムが話題となりました。
往年のホラー・サスペンス作品の要素を散りばめつつ展開する物語は、現在でも多くのファンの心を掴んでいます。
IGNのインタビューに答えたレイク氏は、Alan Wakeについて、「最愛の作品であり、発売から10年近くたった今も次回作を作りたいと思っている」と述べ、「もしそれが行われるならば、全てを適切な位置に置く必要がある」と付け加えました。
Alan Wakeは制作側の熱量に反し、販売数は期待されたほどではありませんでした。
当時、販売の権利をマイクロソフトが持っていたため、展開されるプラットフォームはXbox360とPCに限定されました。
Alan Wakeの続編としては、スピンオフ作品の「Alan Wake’s American Nightmare」があるのみで、以降、続編に関する情報は出てきていません。
レイク氏は、「様々なハードルがあり、現時点で続編を語るのは時期尚早である」としながらも、「Alan Wake 2の制作が叶うことを願っている」と述べています。
Alan Wakeの販売権とIPは、現在、Remedyが保有しています。
「Alan Wake 2」が発売される場合、より多くのプラットフォームが対象となるのは確実です。
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Source: IGN