ソニー・ピクチャーズが、プレイステーションのゲームを原作とした映像作品を複数企画していることが明らかになっています。
プレイステーションブランドの映像化に関しては、「アンチャーテッド」の映画化や、「The Last of Us」のテレビシリーズなどが既に発表されています。
ソニーは2019年に、自社IPを元にした映像作品を制作するスタジオ、「PlayStation Productions」を立ち上げています。
ソニー・ピクチャーズのアンソニー・ヴィンシクエラCEOは、CNBCの番組のなかで、現在スタジオが3つの映画と、7つのテレビシリーズに取り組んでおり、これら全てがビデオゲームを原作にしていると明らかにしました。
ヴィンシクエラ氏は、タイトルや公開日時などについては「具体的な計画はまだない」としながらも、社内に「One Sony」なるプログラムが存在し、作品を提供するためにソニーの各会社が様々な協力を行っていると述べています。
プレイステーションのどのタイトルが候補になっているかなど、詳しいことは言及されていません。
収束の兆しをみせないパンデミックは、映画公開の仕方も変化させています。
ワーナー・ブラザースは2021年に公開予定の新作17本について、劇場公開と動画配信の日時を同じにすると発表しています。
これまで動画配信は、劇場公開から一定期間(90日あるいは45日)を経たうえで解禁されていました。
新作を動画配信ですぐに公開するというやり方についてヴィンシクエラ氏は、「高予算の映画はお金を稼ぐために、特定の劇場での上映が必要である」と述べ、現時点では従来の配信スケジュールを変更していないと説明しました。
一方で、劇場公開から動画配信までの期間は、これまでよりも短い30日間が適切であるという考えも示しています。
Source: MediaPost