火葬場から放射能?亡くなった患者が残した厄介な置き土産

雑ネタ

立つ鳥跡を濁さずといいますが人間の場合は必ずしもその通りとはいきません。

亡くなった人は様々なものをこの世に残していきますが、中にはあまり歓迎されないものも含まれていることがあります。

見られたくないコレクションや性癖といったものならばまだ笑っていられますが、今回報告された事例はより深刻なものでした。

 

アメリカのアリゾナ州で亡くなった男性は火葬場とそこで働く従業員にとんでもない置き土産をしていったことが報告されています。

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国際的な医学雑誌であるJAMAに掲載された報告によると、2017年に69歳で亡くなった男性が火葬された際、その施設や従業員の体内から放射性物質が検出されたことがわかりました。

男性は死の直前まで膵臓癌の治療のため放射線治療を受けていました。

患者の死亡を知った病院が治療後約1か月後に火葬場で測定をしたところ放射性物質の検出が確認されたということです。

放射性物質は焼却炉や真空フィルター、骨破砕機の全てで検出され、また従業員の尿からも本人とは無関係の放射性化合物が検出されています。

 

事例を報告したアリゾナ州フェニックスにあるメイヨークリニックのNathan Yu博士は遺体の焼却で被ばくする可能性があると語ります。

 

被ばくした患者を火葬すると放射性医薬品が揮発し、それが労働者に吸い込まれたり、近隣の地域社会に放出されることがあります。これは生きた患者よりも被ばくが大きくなる可能性があります。

 

Yu博士は現在アメリカでの火葬率が50%に達していることをふまえ、火葬場での放射線汚染の程度とそこで働く労働者の健康被害について理解するためにさらなる研究が必要であると述べました。

 


 

火葬施設での放射線汚染について文書化されたのは今回が初めてのことです。

こうした事態が今後増えることが懸念されますが、これには近年一般的になりつつある放射線治療の影響があります。

 

シカゴ大学メディカルセンターの核医学とPETイメージングのチーフであるDaniel Appelbaum博士は、放射線治療が数十年前から一般化しつつあると述べます。

 

できたばかりの新しい放射線治療の方法がまだたくさんあります。さらにいくつかの非常に一般的な癌のための放射線治療法もあります。

 

2006年からの最新のデータによると、アメリカでは1860万件の核医学治療が行われていて、世界ではそれが4000万件近くに達しています。

Appelbaum博士は今回のような事例が今後より一般的な問題になるとして、火葬場に潜在的な危険性を通知し死後の放射能汚染の可能性を評価する方法を検討する必要があると述べています。

 

また報告をしたYu博士と共著者たちはアメリカ政府に連邦レベルでの「死後管理」を含む放射能評価システムを作るよう要求しています。

 

 

 


 

意外と知られていませんが、日常生活の中で人間は常に放射能にさらされています。

太陽からのエネルギーや身の回りの物質の崩壊からも放射能の存在が確認できます。

今回検出された火葬場からの放射性物質は通常の値に比べると高いものですがただちに危険の及ぶものではないこともわかっています。

 

今後行政レベルでのガイドラインが作られるかどうかはわかりませんが、私たち自身が旅立つときにはせめて何事もないようになっていることを願いたいものです。

 

 

Sourcr:CNN

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