ぼくたちはいつも一緒♪ヘンリーとバルーの種を越えた絆!

動物
© @henrythecoloradodog

コロラド州の有名な犬と猫のデュオが、世界中の犬好きと猫好き、だけじゃなくあらゆる動物好きの頬をゆるみっぱなしにさせています。

犬にも猫にもいろんなタイプがいるけど、ここまで相性がいいのはなかなかいないと思います。

何度か話題になっているので知っている方もいるかもしれませんが、最近の2人(2匹)の様子とともに紹介します。

 

スポンサーリンク

 

さみしがりやのヘンリー

 

 

View this post on Instagram

 

Henry + Baloo 👋🏼さん(@henrythecoloradodog)がシェアした投稿

 

2匹のオーナーであるシンシア・ベネットさんとアンドレ・シビルスキーさんはボストンで出会い生活していましたが、いつかは都会生活を離れようと考えていたいわゆる自然愛好家でした。

その後引っ越し先をコロラド州に決めた二人は定期的に山にハイキングに出かけるようになります。

しばらくしてから新しい家族を迎え入れることを思い立ち、アニマルレスキューセンターから一匹のジャーマンシェパードを保護することになります。

 

ヘンリーと名付けられたその子犬は、産まれて間もなく捨てられてセンターに入れられました。

他の犬たちよりも2倍ほどもあるその大きさと、すぐに膝に乗ってお腹を見せてくれたことが引き取る決め手になったのだとシンシアさんは語ります。

 

晴れて家族の仲間入りをしたヘンリーは2人の飼い主と一緒にハイキングに出かけます。

 

最初に行った場所でヘンリーはすぐに周りを見渡せる大きな岩を見つけようとしたわ。それからは彼のことを私たちの小さな「シロイワヤギ」って呼んでるのよ。――シンシア・ベネット

※シロイワヤギは夏季になると山の高い場所(それも非常に高い場所)に登ることで有名なヤギ。

 

シンシアさんはヘンリーの写真をいくつも撮ってSNSにあげているうちに、むしろこの子を中心とした何かを作るのは面白いのではないか、と思いつきます。

そしてインスタグラムのアカウントを作り、今では100万人以上のフォロワーを獲得するに至っています。

 

最良のパートナー、バルー

 

 

View this post on Instagram

 

Henry + Baloo 👋🏼さん(@henrythecoloradodog)がシェアした投稿

 

ヘンリーは施設にいたときの習慣から、二人がいないときには粗相をしないように食べ物や飲み物を口にしていませんでした。

また分離不安障害を抱えていていつも二人と一緒にいたがりました。

さみしがりやで甘えん坊のヘンリーにはパートナーが必要だと感じた二人は、早速その候補探しを始めます。

 

そして何か月もの吟味の後、シャムミックスのバルーが家族に加わります。

バルーは8匹の捨て猫のうちの1匹で、ヘンリーと同じくアニマルレスキューで見つかりました。

バルーはヘンリーを見つけるとすぐに身体を寄せました。

シンシアさんは、バルーはすぐに捨てられたので母親を探していたのだと思う、と語ります。

バルーはヘンリーを見つけると抱きつき、乳首を見つけようとしたそうです。

 

それ以来バルーはヘンリーのすることを真似るようになったの。彼は自分を完全に犬だと思っているのよ。――シンシア・ベネット

 

バルーは前方に別の犬が歩いているのを見つけると側によっていきますが、猫を見つけても知らん顔だそうです。

もう自分のことを犬だと思っていることに疑いはありませんね。

 

こうして二つの小さな命が運命に導かれ生活と行動を共にする“バディ”になりました。

 

 

View this post on Instagram

 

Henry + Baloo 👋🏼さん(@henrythecoloradodog)がシェアした投稿

2匹は一心同体

 

 

View this post on Instagram

 

Henry + Baloo 👋🏼さん(@henrythecoloradodog)がシェアした投稿

何か見つけた?

 

 

View this post on Instagram

 

Henry + Baloo 👋🏼さん(@henrythecoloradodog)がシェアした投稿

どうしたの?

 

どの写真も仲が良すぎてうらやまけしからんですね。

 

2人と2匹の冒険はこれからも続く

 

 

View this post on Instagram

 

Henry + Baloo 👋🏼さん(@henrythecoloradodog)がシェアした投稿

 

フォロワーからよく聞かれる質問に、2匹は逃げたりしないのですか?というのがあるそうです。

バルーは安全のためにリードをつけていますが、彼は歩きたいときには歩き、疲れたときには2人のバックパックに入って休むそうです。

またヘンリーはクマ用のベルを首にぶら下げていて、別の動物や人間が来たときにはすぐに知らせてくれます――そしてヘンリーは2人とバルーが大好きだから逃げたりはしない、とのことです。

 

家族って本当にいいものですね。

 

 

View this post on Instagram

 

Henry + Baloo 👋🏼さん(@henrythecoloradodog)がシェアした投稿

この日4歳の誕生日を迎えたヘンリー。これからもみんなに笑顔を届けてね。

 

 


 

アンドレさんは金融関係の仕事をしていますが、インスタグラムで2匹の人気が沸騰していくのをポジティブにとらえています。

シンシアが冒険とアカウントの更新に集中できるように助けています。

 

注目されることは大変なことでもあるけど、みんなが私たちと2匹をフォローしてくれることに本当に感謝しているわ。――シンシア・ベネット

 

一部では動物たちを人間の勝手で外に出し、それで関心を買っているのだと批判する人たちもいるそうです。

でもそれについてはあまり気にしていないそうです――なぜなら批判よりも支持してくれている人の方が多いから。

 

また二人はSNSを通じて“バンライフ”として知られる遊牧民的生活をするグループとも知り合い、ますます活動に対して前向きになっています。

※バンライフ――都会の生活や家そのものを捨て、車一台に生活できる最低限のものを積み込み移動する人々。ネット社会における場所を選ばない仕事と生活の実践、という視点から注目されている。

 

ネット社会特有の批判などに負けずこれからも2匹の絆を世界に発信していってほしいものです。

 

シンシア・ベネットさんのインスタグラムには、ヘンリーとバルーの微笑ましい写真がたくさんあげらけているので、ぜひ見にいってみてください。

 

 


 

 

しぐれ
しぐれ

ワンちゃんとネコちゃん可愛いな~♪

かなで
かなで

ニャー!……ワンワン!……えーと、ニャーワン!

せつな
せつな

さすがに見え見えな戦略だがやる価値はあるか……ニャワ~ン!

しぐれ
しぐれ

しょ~がないなぁ~ウチの可愛い妹ちゃんたちにおこづかいをあげちゃおう♪

かなで
かなで

わーい!じゃあ遊んでくるー!

せつな
せつな

あ、あれ?意外な結果……アニマルパワーおそるべし。……でも貰えるものは貰っておこうかな、フフ♪

 


 

コロラドの、熱い絆で結ばれた2匹の犬と猫、ヘンリーとバルーのお話でした。

読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

References:Henry and Baloo: Dog and cat travel companions gain cult following,This Rescue Dog And Cat Duo Are The Most Adorable Adventure Buddies,henrythecoloradodog