「メトロ」シリーズ10周年 4A Gamesがアップデートやマルチプレイヤーの情報を公開

ゲーム
(4A Games)

4A Gamesは「メトロ 2033」の発売から10年が経過したのを機に、今後のシリーズの展開やマルチプレイヤーの導入などについて語っています。

 

核戦争後のロシアを舞台にしたドミトリー・グルホフスキー氏の小説を題材にした「メトロ (Metro)」シリーズは、現在までに3作品が発売されており、いずれも独特の雰囲気をもったサバイバルゲームとして高い評価を得ています。

2019年に発売された最新作「メトロ エクソダス」は、今年に入り新たなDLCが追加されています。

 

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4A Gamesは新しいブログ記事の中で、「メトロ 2033」の発売以後スタジオが大きく成長した点に触れつつ、現在シリーズを強化するため様々なことに取り組んでいると強調しました。

「メトロ エクソダス」については、Xbox Series X/SとPlayStation 5向けの調整が進行中で、フレームレートの高速化、解像度の向上、読み込み時間の短縮、レイトレーシングなどの機能が追加されます。

このアップデートは、物理ディスク、デジタル問わず、Xbox OneとPS4版の購入者に後日無料で提供されます。(アップデートのリリース日は未定)

 

また既に次回作の開発が始まっており、ゲームにマルチプレイヤーを導入するため、「World War Z」のSabre Interactiveの協力を得ながら、様々なアイデアを検討していることも明らかにしました。

メトロシリーズはシングルプレイヤーゲームとして評価されており、マルチプレイヤーの導入については、懐疑的あるいは否定的な意見もあります。

この点について4A Gamesは、「メトロシリーズにマルチプレイヤーが加わることに対し、懸念を抱く人がいるのは理解している」としたうえで、流行を追うようなものではなく、メトロの世界観にあったマルチプレイヤーを追求していきたいと述べています。

今のところ、マルチプレイヤーがどのような形になるのかははっきりしていません。

4A Gamesは、「次のメトロゲームがマルチプレイヤーのみになることはない」と断言し、今後も、物語主導のシングルプレイヤー体験を提供していくと強調しています。

 

メトロシリーズの次回作については、原作者のドミトリー・グルホフスキー氏が、すでに自身が関わっていることを仄めかしています

 

 

 

 

Source: 4A Games