Cyber​​punk 2077はあらゆるストアでの販売を目指す――Epic Games Storeでの独占を心配するユーザーにCD Projekt Redが答える

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昨年Epic Games Storeが登場して以降、ユーザーから多くの歓迎と批判の入り混じった声が聞こえてきています。

 

Epic Gamesは先日開催されたGDC(ゲーム開発者会議)で複数の独占ゲームについて大きな発表を行いました。

これまでにもMetro ExodusやDivision2といったビッグタイトルをストアに引き込んでいるEpic Gamesですが、GDCでは、今年発売されるObsidian EntertainmentのThe Outer WorldsやRemedyのControlといったビッグタイトルも時限独占になると誇らしげに宣言しています。

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この動きにイライラしているのがSteamやGOGなどのPCユーザーです。

もしかしたら今後発売されるビッグタイトルの全てはEpicに取られてしまうのではないか?

そんな彼らの心配の声が聞こえてきそうですが、あるメーカーがその声に反応し安心するよう呼びかけました。

 

Epic Gamesに独占権が集中することに対し不満と不安の声が広がっていた矢先にTwitterで答えたのは、Witcher3などの開発会社で現在Cyber​​punk 2077を制作しているCD Projekt Redでした。

 

 

グローバルコミュニティリーダーであるMarcin Momot氏は不安を抱くユーザーに対し、Cyber​​punk 2077はユーザーが望むプラットフォームの全てで入手できることを目指していると書いています。

Tweetを見たユーザーのほとんどはMomot氏に感謝し賛辞の言葉を並べました。

中にはCyber​​punk 2077の発売日を早く教えてくれ、なんてものもありましたが、PCユーザーの多くがEpic Gamesの独占タイトル獲得の動きに対して反発を抱いていることがわかります。

 


 

もっともEpic Gamesの強気な行動にイライラしているのはユーザーだけの可能性もあります。

Epic GamesはSteamが基本として作り上げた70:30の配分率を88:12に変えることでPCゲーム界をかき回していることを自覚しています。

CEOのTim Sweeney氏は配分率を変え競争を促すことがSteam一強だったPC界に刺激を与え健全な市場になると考えています。

開発者側とすればSteamを蹴って売り上げが減ったとしても配分率の差で多くの利益が得られるのであればEpic Games Storeを選ぶ利点があります。

 

立ち上げたばかりのストアの勢いを持続させるために、今後もEpicの攻勢は続くと考えられます。

ストアと開発者にとって良いことが必ずしもユーザーにとっても良いとは限らないのがこの問題の難しいところです。

 

いずれにしてもCD Projekt Redのみなさんには早いところCyber​​punk 2077に関する情報を出して頂きたい、というのが多くのゲーマーの率直な意見であることにかわりはないでしょう。

Cyber​​punk 2077はまだ発売日が未定ですが(2020年4月16日に決定しました!)、PS4、XboxOne、PCに対応していることが発表されています。

 

 

Source:DualShockers