「Gears of War」シリーズのクリフBの次の仕事は舞台プロデューサー

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ゲームデザイナーのクリフBことCliff Bleszinski氏が自身のTwitterで次の仕事の報告をしています。

かつてEpic Gamesで「Gears of War」の制作に関わり、退社後は自身の会社Boss Key Productionsで2本のゲームを作った後、ゲーム業界の引退をほのめかしていたBleszinski氏ですがようやく(?)新たな仕事に取り組むようです。

 

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新しい仕事先はブロードウェイミュージカルの「Hadestown」で、Bleszinski氏は投資家としてプロデュースチームに参加することになるようです。

 

 

公式サイトによるとHadestownは、若い夢想家オルフェウスとその妻エウリュディケー、冥界の王ハーデスとその妻ペルセポネーが複雑に絡み合ったラブストーリーとのことです。

 

オルフェウスやハーデスはギリシャ神話の登場人物で、オルフェウスが亡くなった妻を復活させるためにハーデスに頼み込み試練を受けるというエピソードかあります。

おそらくミュージカルもこの設定を取り込んだストーリーになるものと思われます。

 

 

公式サイトの物語の説明にある“観客を壮大な地下世界へと誘う”という紹介文から、Bleszinski氏がかつて制作していたGears of Warの世界観にどこか通じるものがあるような気もしてしまいます。

(Gearsシリーズは地下に住むローカストと呼ばれる異形の怪物たちとの死闘が描かれたアクションゲーム)

 

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Bleszinski氏はBoss Key Productionsで「LawBreakers」と「Radical Heights」の2本のゲームを制作しましたが、思ったような反応と収益が得られず、今年の春にスタジオを閉鎖していました。

その後は従業員への賃金や保険の支払いなどに奔走し、しばらくの間は家族との時間を優先すると発表していました。

ゲーム業界の異端児としてもてはやされた氏ですが、今回の仕事がゲーム業界復帰への足掛かりとなるのか、それとも別の道へと進む第一歩なのか注目です。

 

Hadestownは2019年4月に公演予定です。

 

 

 

References:hadestown,gameinformer